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日本車初の総合優勝! 「ダカールラリー」を制したプロトタイプ
今回の展示車で唯一のモータースポーツ車両だったのが、1985年の「ダカールラリー」優勝車。それは、日本の自動車メーカーとしては初の同ラリーでの総合優勝でした。
三菱自動車チームはこの年から、マシンを市販車ベースからプロトタイプへと変更。そのため、一見、フツーの3ドアショートボディに見えますが、前輪の位置を前進させ、ホイールベースを延長することで、前後重量バランスを改善していました。
各部もスペシャル化されており、ボディパネルはカーボンケブラー繊維で強化されたプラスチック製とし、前年のマシンから200kg以上の軽量化を達成。
またリアサスペンションも、リーフスプリングから3リンク式に変更することで、路面追従性と同時に乗り心地を大幅に向上させていました。
走りの肝となるエンジンは、2.6リッターの“4G54”型ガソリンターボを搭載していますが、サイズアップしたターボチャージャーとインタークーラーによって最高出力は225psまでアップ。さらにファイナルギヤ比を変更することで、最高速は185km/hをマークしたといいます。
総合優勝を果たした展示車は、パトリック・ザニロリ選手がドライブしたもの。もう1台のアンドリュー・コーワン選手がドライブしたプロトタイプも2位に入り、ワン・ツー・フィニッシュを飾っています。
増岡さんによれば、ダカールラリーは超過酷なバトルで、4本中3本のタイヤがパンクするなんて事態が普通に起きるほどだとか。そのため展示車も、後方に2本のスペアタイヤが積載されていました。でも、それでも足りないため、ルーフにタイヤを積んで走ったこともあったといいます。
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