最大476リットルの荷室は“使える”? 日産 新型「キックス」のラゲッジスペースの使い勝手とは “積載力が異なる”2WDとe-4ORCEそれぞれの機能性
荷室を“使い倒す”前に知っておきたい駆動方式による違い
ここからは、そんな新型「キックス」のラゲッジスペースをチェックしていきましょう。まず見逃せないのが「駆動方式によって荷室容量が変わる」という点です。
後席乗車時の荷室容量(VDA方式)は、2WDの100V AC電源非装着車が476リットル。同じ2WDでも100V AC電源を装着した車両は400リットルとなり、リアにモーターを備える“e-4ORCE”仕様では340リットルとなります。
街乗り中心で積載量を優先するなら2WD、雪道や悪路での安心感を優先するなら“e-4ORCE”といった駆動方式の選択は、ラゲッジスペースの広さとトレードオフの関係にあることを踏まえておく必要があります。
リアシートの背もたれは6:4分割可倒式で、長尺物も無理なく積載可能。荷物に合わせて多彩なシートアレンジができるのも新型「キックス」のポイントです。
後席背もたれを前に倒した状態でのリアゲートから前席背もたれ背面までの長さは、2WD、“e-4ORCE”ともに約1500mm。一方、後席背もたれからリアトリムまでの長さ(ラゲッジボード床面上)は、2WDが約885mmなのに対し、“e-4ORCE”は約750mmとやや短くなっています。
荷室幅は、2WDが最小約1025mm、最大約1250mmなのに対し、“e-4ORCE”は最小約945mm、最大約1235mm。また荷室高は、2WDが約870mm、“e-4ORCE”が約705mmと、いずれも駆動方式によって差があります。

具体的な積載能力を見ると、2WDの100V AC電源非装着車では、63リットルサイズのスーツケースなら4個、100リットルサイズなら2個を積載可能。ゴルフバッグ(9.5インチ)は1個目を横向きに積み、2個目をクロスさせるように積むことで2個の搭載に対応します。一方、“e-4ORCE”では、63リットルサイズのスーツケース3個・100リットルサイズ1個、ゴルフバッグは9.5インチが1個という積載力となっています。
このように、荷室容量の差はあるものの、日常の街乗りからゴルフ、旅行といったレジャードライブまで、しっかり対応できる実用性は共通しています。開口幅も十分に確保されているため、荷物の積み下ろしがスムーズにおこなえる点も見逃せません。
●アウトドアでも頼れる充実装備の数々
使い勝手を高める工夫も充実しています。グレードによって、インテリジェントキーをポケットやバッグに入れておくと、リアゲートのオープナースイッチに触れるだけで開けられる“リモコンオートバックドア”を設定。
また、オプションの100V AC電源(1500W)はラゲッジスペースに1個装備され、1500Wで1時間連続使用が可能。アウトドアで電気ポットやドライヤーを使えるのはもちろんのこと、災害時の非常用電源としても活躍します。
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街乗りでの優れた機動力とアウトドアでの積載力を両立させた新型「キックス」は、駆動方式によって荷室の“性格”が変わります。自分のライフスタイルに合わせてベストな組み合わせを選びたいところです。
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