日産の“昭和の名車”初代“S30”型「Z」が最新技術で復活!? 現行モデルの3リッターV6ツインターボを“移植”したカスタムカーとは
カーボン製ボディパーツに強化ブレーキ! 足まわりも現代仕様へ
「S30コンセプト」は、エクステリアにも多くの変更が加えられています。
フロントフェンダーやボンネット、フロントエアダム、前後バンパー、リアハッチ、リアスポイラーにはカーボン製パーツを採用。初代「Z」のシルエットを崩すことなく、軽量化を図っています。
ボディカラーは、現行型「Z」の登場時にも設定されていた“セイランブルー”。鮮やかなブルーのボディにNISMOの40周年記念デカールを組み合わせ、クラシカルなルックスにスポーティな雰囲気をプラスしています。
足元には、NISMO製の17インチ鍛造ホイール「LM-RS6」を採用。タイヤサイズは245/40R17となっています。
サスペンションには、米国のチューニングパーツメーカーであるテクノ・トイ・チューニングのパーツを多数採用。前後の車高調整式サスペンションを始め、フロントクロスメンバー、ステアリングラック、コントロールアーム、スタビライザー、ストラットタワーバーまで変更されています。
ブレーキはウィルウッド製で、フロントに対向6ピストンキャリパーと直径300mmのローター、リアに対向4ピストンキャリパーと直径280mmのローターを組み合わせています。パワーアップしたエンジンに合わせ、曲がる・止まるための装備も現代仕様に改められています。
インテリアも、往年のスポーツカーらしい雰囲気を残しながら手が加えられています。
シートはOMP製の「シルバーストーン」で、ドアトリムも合わせてつくり直されています。グリップ・ロイヤル製のステアリングホイールやNISMO製のアルミシフトノブ、新しいメーターなども組み込まれています。

ちなみにダットサン「S30コンセプト」は「SEMAショー2026」のために製作されたカスタムカーで、市販の予定はありません。
ただし米国日産は、「SEMAショー」を愛好家の動向をつかむ場と位置づけています。ショーの出展車で試したアイデアが将来の市販車に生かされることもあり、オフロードテイストの強い「ロッククリーク」シリーズはその一例だとしています。
また、展示車に使われた日産やNISMOのアクセサリーパーツの一部は、販売店で購入できる場合もあるといいます。
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「S30コンセプト」は、半世紀前の「Z」のボディを、現行型「Z」の心臓で走らせる……「Z」ファンなら一度は思い描いた組み合わせを、日産と縁の深いドライバーが現実のクルマとして仕上げた1台です。
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