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625馬力の圧倒的パワー! BMW新型「M5コンペティション」の怒涛の走りとは

ノーマルM5より25馬力アップしたM5コンペティション

 BMW Mモデルは、サーキットを走るマシンで一般道も走れるようにBMW M社が仕上げたクルマだ。Mモデルにはふたつのカテゴリーがあり、サーキットでの走行を可能にした「Mハイパフォーマンスモデル」、そしてサーキットで培われた技術を取り入れ走行性能を高めた「Mパフォーマンスモデル」に分けられる。

 薄い青、濃い青、赤の3色ストライプがMモデルを示すものなのは有名だ。リモコンキーにも、ドアを開けて乗り込むときにはスカッフプレートにも、シートベルトにも、ボンネットを開けるとエンジンカバーにも描かれている斜めの3色ストライプが目に入ってくる。

 BMW「5シリーズセダン」はEセグメントのラグジュアリカーだが、「M5コンペティション」「M5」「M550i xDrive」という3車種のMモデルが用意されている。

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 その3モデルとも、4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載している。

 MパフォーマンスモデルのM550i xDriveには、最高出力530ps/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発揮する「N63B44D」型エンジンが、MハイパフォーマンスモデルのM5には600ps/6000rpm、750Nm/1800-5600rpmを発揮する「S63B44B」型エンジンが、M5コンペティションは同型エンジンのさらなるパワーアップ版で、625ps/6000rpm、750Nm/1800-5860rpmを発揮する。

 さらにこの上に、635ps・750Nmを発揮する「M5 CS」という限定モデルが2021年4月に登場したのだが、日本での販売台数は5台と数が少なく、すでに売り切れていて手に入れることはできない。

 これらのMハイパフォーマンスモデルに搭載される、型式がSのイニシャルで始まるエンジンはBMW M社の手によるもので、ハイパフォーマンス、高回転型、ハイレスポンス、サーキット走行に対応、新しいテクノロジーを取り入れているスペシャルなエンジンなのである。

 さて今回試乗できたのは、現在手に入るM5の最高峰のM5コンペティションである。

 ノーマルM5の600psから、M5コンペティションは625psにパワーアップし、最大トルク値は750Nmで同じだが、その発生回転数は1800-5600rpmから1800-5860rpmになり、高回転でも太いトルクを持続する。

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 出力(馬力)とはトルクと回転数の積だから、6000rpmでのトルクが増した分がパワーアップされた数字としてカタログデータになっている。

NextxDriveシステムを搭載 あり余るパワーを4輪で路面に伝える
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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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