令和に蘇った“ブルドッグ”と新車同然の初代「NSX」 アクセルを踏み込む楽しさをもう一度! ホンダ「新旧スポーツカー」の進化と真価
あの頃の輝きが完全復活! 初代「NSX」を対象とした本格レストアが始動
そんなホンダブースには、真っ赤な美しい初代「NSX」が展示されていました。これは新しい旧車サポートのプロジェクトをアピールするためのものでした。
ホンダは2026年春から、「ホンダ ヘリテージ ワークス(Honda Heritage Works)」と呼ばれる旧車支援プロジェクトを開始。「ホンダ ヘリテージ パーツ(Honda Heritage Parts)」という生産が終了した純正部品の復刻・互換品の販売サービスと並行して、メーカー公式の本格的なレストア事業である「ホンダ レストレーション サービス」をスタートさせています。
初代「NSX」についてはこれまでも、細部までメンテナンスをおこなう「リフレッシュプラン」が提供されてきましたが、そのノウハウを活かし、今回新たにメーカー公式のレストアサービスが提供されることになりました。
さらに「ホンダ ヘリテージ パーツ」を通じて、現代でも製造可能なパーツの復刻や、現代の技術でも製造可能で、部品メーカーが品質を保証する新品パーツや入手困難な部品の修理も提供していくとしています。
まずは初代「NSX」からのスタートですが、将来的にはファンの多い他のモデルにもターゲットを拡大していきたいとしています。その構築に、長年、「リフレッシュプラン」で経験と知見のある「NSX」での成果が大いに役立つことでしょう。

今回の展示車は、リフレッシュプランなどのために、新たに制作したパーツの装着確認をおこなっていた車両で、元々のボディカラーはシルバーだったといいます。
それをベースに、新たに供給されるパーツを使ってレストアを実施。当初はかなりくたびれた状態だったといいますが、ホンダの熟練の職人たちにより、まるで新車のような輝きを取り戻していました。
初代「NSX」は、製造されたうちの7割以上が現在も残存しているといいます。そのほとんどが、リトラクタブルヘッドライトを3リッターのV6エンジンを搭載した初期型。「ホンダ レストレーション サービス」の対象モデルは1990年9月から1993年2月までに製造されたモデルで、気になる価格(消費税込)は基本料金が1155万円。もちろん、必要に応じて加算されていくほか、オプションメニューとしてボディの全塗装や内装の張替えといったメニューも用意されています。
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