旧型アウトバックやフォレスターから乗り換えはアリ? 右ハンドル車が存在するスバル「アウトバック ウィルダネス」を日本で乗るための“3つの壁”
右ハンドル車登場で日本導入への期待度アップ
オーストラリアやニュージーランドの現地スバル法人は、先ごろ第7世代となる新型「アウトバック」を発表。北米市場ですでに販売されて人気を博している同車ですが、日本のファンにとって見逃せないのは、日本と同じ左側通行の国に向けた“右ハンドル車”が存在するという事実です。
特に話題を呼んでいるのが、悪路走破性を極めた「アウトバック ウィルダネス」がオセアニア市場で初めて設定されたこと。そのエクステリアには専用の「Wilderness」バッジが装着され、ひと目でそれと分かる無骨なスタイリングを完成させています。
またインテリアにおいても、日常の使い勝手を大幅に引き上げた最新のデジタルコックピットを採用。加えて、エンボス加工されたヘッドレストロゴや、シートバックに配された専用の織りネームタグなど、オーナーの所有欲を満たす細やかな演出が施されています。
「ジャパンモビリティショー2025」のスバルブースには、北米専用モデルと思われていた「アウトバック ウィルダネス」が参考出品され、メーカー関係者からも「日本市場への導入を検討中」との声が聞かれました。
今回の右ハンドル車の登場によって、日本導入への期待度が急上昇している新型「アウトバック」ですが、仮に日本へ正規導入された場合、旧型「アウトバック」や現行「フォレスター」のオーナーにとってすんなり乗り換えられるクルマになるのでしょうか?

ここからは、日本購入を前に知っておきたい“3つの現実的なハードル”を分析したいと思います。
●旧型「アウトバック」や「フォレスター」より大きい“全幅の壁”
旧型「アウトバック」や「フォレスター」からの乗り換えを考えた際、最初に直面するハードルがボディサイズでしょう。
新型「アウトバック ウィルダネス」のオーストラリア仕様は、専用フェンダーアーチなどの影響で全幅が約1880mmに達しています。
日本で販売されていた旧型「アウトバック」(BS系/全幅1840mm)や、現行「フォレスター」(全幅1815mm)から乗り換える場合、5〜8cmほどワイドなボディとなります。
1880mmという全幅は、日本の駐車環境においては非常にシビアな値です。都市部に多い機械式立体駐車場の多くはパレット幅が1850mmに制限されているほか、平置き駐車場(幅約2500mm)で中央に停めても左右の余裕はそれぞれ30cm強しか残りません。狭い路地でのすれ違いやショッピングモール駐車場でのドアの開閉など、日常的な取り回しにおいて気遣いが求められることになります。
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