日本仕様にはないスバル「WRX」のMT車ってどうなの? 走りの楽しさはCVTより格上! 北米での試乗で感じたその実力とは
パーキングブレーキはドリフト走行に使えるサイドレバー式
北米仕様WRXのMT車は、いうなれば日本仕様の「WRX S4」にCVTではなくMTを組み合わせたモデルです。

エンジンは“FA24”型と呼ばれる2.4リッターの水平対向4気筒ターボで、最高出力は275ps。またトランスミッションは6速MTで、4WDにはビスカスLSDつきセンターデフ方式AWDが組み合わされています。
ちなみにこの4WDは、現在、日本向けのスバル車には設定がありませんが、先代「フォレスター」のMT車などに組み合わされていたシンプルな機構です。
見た目における日本仕様との違いはエンブレム程度ですが、車内に乗り込むとサプライズがありました。現地の交通事情に合わせて左ハンドル化されているのは当然のこととして、日本仕様=CVT車のパーキングブレーキが電子制御式となっているのに対し、MT車はコンベンショナルなサイドレバー式となっていたのです。
モータースポーツの世界では、クルマの向きを変える際やドリフト時のきっかけをつくる際に、走行中にサイドブレーキをかけることがあります。電子制御式ではそれがかないませんが、サイドレバー式なら利用可能。ドリフト走行などが好みの人にはうれしいトピックといえそうです。
肝心なMTの操作感は、適度な節度感がありつつも渋すぎることはなく、絶妙なフィーリング。シフトレバーを各ポジションに近づけるとスッと吸い込まれていくような感覚が好印象です。
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