AIは勝手に賢くならない――人の顔や姿を15万枚撮り、雨粒一滴と戦ったパナソニック「ドアホン開発」の裏側
連載:「Panasonic Quality――信頼の証を、探る。」 今回取り上げるのは、パナソニックが9年ぶりにフルモデルチェンジしたテレビドアホン「VL-X70シリーズ」の開発現場です。AI顔認証や玄関前の人物検知は、どこで、誰が、どうつくられているのか。 福岡事業所を訪ねると、そこにいたのはAIの技術者だけではありませんでした。映像、ハードウェア、機構、仕様、品質保証、製造――取材に姿を見せた関係者だけでも20人以上。約15万枚の画像を撮り、人物に一枚ずつ“正解”を教え、夜の暗さや雨粒一滴と向き合う。玄関先で当たり前のように働く「安心」の奥に、気の遠くなるような人間たちの仕事がありました。

